rz16cr’s blog

多趣味の引き出し

初の一眼レフにPENTAX K-70を購入しました。

ご無沙汰しております。3度目の執筆となります。とりあえず5回目までは(以下略)

この間何か書こうかと思いながら、特に内容も思いつかないまま1ヶ月半近くが経過していました。

 

前置きは程々に、本題へ入ります。

5年くらいダラダラとあらゆる機種を比較検討し続けてきた一眼レフを、ようやっと購入に踏み切り、

発売から既に5年が経過しようとしている『RICOH PENTAX K-70』をチョイスしました。

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PENTAX K-70(35mmの単焦点レンズを装着した状態)

はい。

こう改めて記事にしようと思ったものの、何せ発売から5年が経っており、長期使用レビューなんかもゴロゴロ転がっている訳ですので、簡単な感想や購入動機なんかを述べる程度に留めておきます。

 

今更K-70をチョイスした動機について

 

取り敢えず初めはエントリー機から入って、暫くしたら上位機種へステップアップして行けば良いかと思ったため、まずは各メーカーのレフ機でエントリー機種を比べてみたところ、私の用途的にはこのK-70が最もマッチしていると判断しました。

まず、目についた所をピックアップすると、2つの電子ダイヤルを搭載、ペンタプリズム採用、ボディ内手ブレ補正内蔵、O-GPS1を用いてのアストロトレーサー対応、といった点が挙げられます。

 

他のメーカー(C,N)のエントリー機はペンタダハミラーを採用している中、こちらのK-70はペンタプリズムを採用している点は見逃せませんでした。

そして、アストロトレーサー。これが最大の動機というか、寧ろこれのためにPENTAXをチョイスしたと言っても過言ではないです。(まだ購入していない)

携帯での写真撮影からステップアップして来た主な目的の一つに、星空の撮影がありました。

こちらのO-GPS1を用いたアストロトレーサー機能は、ボディ内手ブレ補正の機構を利用し、センサーを微弱に動かすことで星を追尾し、長時間露光しても星を点で捉えられると、星空を撮影したい人間としてこれを見過ごす手はありません。

 

 

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レンズはsmc PENTAX -DA 35mm F2.4をチョイス

APS-C機なので、35mm判換算で大体50mm相当と、至って標準的な画角です。

そしてお値段16,000円前後。所謂撒き餌レンズですね。

最大の決めては勿論値段ですが、安価なレンズであれば、後にマウントを移行しようと思った際に痛手にならないだろうと、そんな認識です。

後はキットレンズより軽いので、気軽に持ち歩けるよう、機動性を重視した面もあります。

 

いざ届いた箱を開けた画像

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故障した際にネットで手続するより楽だろうと、実店舗で購入するつもりでいましたが、いざ近場のキタムラへと赴いた所、取り扱いが無かったので仕方無くMap Cameraにて購入致しました。

一見不思議な、そして横方向の衝撃に弱そうな梱包がされていました。

(流石にその辺りも考慮されているとは思うので、特に問題はありませんでしたが)

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蓋を開けるとこの様に入っていました。

キットレンズは不要との判断で、本体はボディのみで購入したため、かなり小さな箱にギッシリと詰まっていました。(今更ズームレンズが欲しくなり始める)

レンズキットだともう2周りくらい大きな箱になるのかな?

レンズが同封されていないので、中身は至ってシンプルでした。

 

そして私がチョイスした単焦点レンズ、安価なレンズなのでレンズフードは付属していませんでした。外で撮影するので購入したほうが良いですかね...?

 

-使用してみた感想-

正直いざ手にするまでは、所詮はエントリー機だと完全に舐めていました。

ところが、実際に撮影した画像を見たところ、想像より遥かに画質が良いのです。

素数としては、2400万画素と、私が使用している携帯iPhoneと比べても2倍でそこまで差は無いだろうと思っていたのですが、流石は一眼。

センサーサイズの差が出ているのか、拡大してもあまり画質の劣化しません。

単焦点レンズの効力も出ているのでしょうか。

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試しに撮った写真を載せておきます

 

多少雨が降っていましたが、構わず試し撮りをしに地元の公園まで足を運びました。

雨粒によってもたらされる、水面の波紋が味を出していますね。

 

肝心なPENTAXの特色である、緑の発色ですが、当初のイメージではもう少し、こってりとした緑色を想像していたのですが。

いざ手にしてみると、想像に反して意外な程あっさりと、そしてスッキリとした描写は大変気に入りました。

とは言え、私は軽度の色覚異常(言われても分からない程度)を持っているため、色合いに関する評価は気が引けます。

 

とりあえず、私の目にはスッキリとした色合いに映っていますが。如何でしょうか。

 

ここで少し脱線しますが、私はこのブログに投稿出来るファイル容量は月30MBだと思っていたのですが、確認したところ300MBだったため、ガンガン写真を撮影して載せても有り余るなと。安心しました。

 

※追記:そもそも更新頻度が低すぎるので気にする程でもありませんでした...

 

それから操作性に関してですが

エントリー機でありながら、ダイヤルを2つ搭載しているこちらの機種をチョイスして間違いではなかったと、心底感じました。

とりあえずモードダイヤルをMに合わせて撮影していますが、SSや絞り、ISOを全て自身で選択しながら撮影する以上、ダイヤルが2つありシャッタースピードと絞りがそれぞれ割り当てられているため、それぞれの場面でファインダーから目を離さずに操作出来るのは非常に助かっています。

 

それからボディのサイズ感ですが、

購入する前に店頭にて実機を触ってはいましたが、盗難対策用のワイヤーなどがあった所為か、そこまで小さいとは感じませんでしたが、実物はかなり小さな印象を受けました。

エントリー機でかなり小型且つ軽量なボディではありますが、

アウトドアでの使用を前提としている以上、手袋着用した状態で操作することも考慮されてるため、そこそこ深いグリップが設けられています。

 

標準的な男性の手より、一回り大きいと自負している私の手でも、小さくて操作し辛いという印象はなかったので、手の小さな女性から、標準的な手のサイズの男性でも、安心して購入して頂いて問題はないと感じています。

ただ、上下方向の寸法も小さく小指が余ってしまったりと、どうしてもグリップに手がフィットしない感じは否めませんが、左手メインで支えているため、そこまで問題には感じません。

 

それから、多くの方が懸念しているであろうAFについて。

「--PENTAXはAFが遅いから-」と触ったことも無いくせに聞きかじった知識を述べる人も少なくありませんが、十分な速度を持ち合わせています。

どちらかと言えば精度の方が問題ですかね。

フォーカスエリアをスポットにし、花なんかを撮影した際に、一番手前の花びらを中心に合わせているにも関わらず、その奥の花びらにピントが合っており、手前の花はボケていると言った、撮れた写真を見てイマイチだなと感じる場面も少なくはありませんでした。

 

簡単なまとめに入ります。

結論は、このK-70は画質に関しても想像を遥かに上回る解像感の写真が撮れます。

そして、エントリー機でありながら、ダイヤルを2つ搭載しているため、今後「上位機種へのステップアップ」を念頭に置いた上で、一眼を始めようとしている方にも非常におすすめのカメラと言えます。

癖の強いと称されるこのK-70ですが、初心者が触ってみて「使いやすい」と思えるカメラです。

 

こちらは使用している訳ではないのであまり強くは申しませんが、「手軽に一眼で綺麗な写真を撮影しよう」と一眼をチョイスする層(子供の成長記録を目的とする親御さんなど)であれば、EOS kissやD5600でも全く問題は無いと思います。

寧ろ、変な癖も無いと思うので、そう言った方にはそちらをおすすめしますね。

 今となってはミラーレスがベストな気はしますが。

 

長くなってしまったので、最後に幾つか作例を載せて、

今回はこの辺りで。ではまた。

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