2度目の執筆になります。5回目までは数えるつもりです。
さて、今回はRetro-Bit社製のUSBメガドラ2パッド(ファイティングパッド6B )を購入した、というお話になります。
散々購入を検討していたメガドラ2パッドを遂に購入に至りました。
存在を認知してからは1年程購入を検討していたのですが、何故1年近くも手を出さずに居たか、というと、他にも様々な案を画策していたという背景があります。
事の発端として、私は元来サターンパッドの操作感が好きで愛用していたのですが、それをPCゲーで使えないだろうか、と思い至り調べてみたところ、複数の候補を上がりました。
まずは、サターンパッドを使用するのに上がった手段 ですが、
・1.純正サターンパッドを第三科学研究所製のUSB化基盤へ換装する
・2.純正基盤のサターンパッドをコンバータを介して使用する
・3.中華製のUSBサターンパッドを購入して使う
という3つの案を思案しましたが、これらの手段を断念した理由ですが、
まずは第1の案。
品質の高いと評判の、第三科学研究所が製造していたUSB化された基盤に換装する手段ですね。理想としてはこちらの手段だったのですが、如何せん生産終了品で且つ滅多に中古品も出回らない為、入手困難として断念せざるを得ませんでした。
そして第2の案である、純正コネクタのサターンパッドを社外のコンバータを介し、
PCに接続して使用するという手段ですが、これは中身が純正状態な為、経年劣化による不具合と、コンバータの遅延問題を懸念して却下しました。
そして第3の案である、中華製の安価なコピー品を購入する手段ですが、
こちらは、レビューに記載されていた耐久性の低さと、操作感の相違の面が気になったために見送りました。どうにもならない場合は購入し、基盤だけの使用も視野に入れています。
そして視野を広げ、形状、操作感が似ている事実上先代であるメガドライブ2のコントローラ(ファイティングパッド6B)を採用する、という手段ですが、こちらは
・2.Retro-Bit社製のUSBコントローラを使用する
という2つの案を上げました。
まず第一の案である、
セガ純正のメガドライブミニ付属のコントローラを用意する手段ですが、こちらは金銭面で断念しました。
というのも、こちらはメガドライブミニを購入すれば、純正品が2つ新品で入手出来たのですが、8000円と割高な上、不要なメガドライブミニ本体まで手元に来てしまう上、コントローラ単品を正規ルートからの入手が不可能だったため、断念しました。
そして第2の案である、Retro-Bit社製のUSBコントローラを購入する手段です。
そう、今回採用した案がこちらになります。
正直、上記の中華サターンパッドと印象的には大差ありませんが、セガ公認(真偽は不明)という情報と、評価もかなり高かった事から、実際にAmazonにて購入してみました。
今回注文したのはこちらの、Amazon自体が販売&発送しているRetro-Bit社製のメガドライブ2のUSBコネクタのモデルを3,279円で購入しました。
そして発注から2日で手元へとやって来ました。
当初の予定では5程掛かるという筈だったので、思いの外早く到着しました。
社外品である事による不信感は少なからずありましたが、昔から憧れていたメガドライブパッドを遂に手中に収めることが出来たというワクワク感がそれぞれ半々と言った気分の中で、早速開封しました。
早速中身を出した所、中には簡素なプラスチックの土台に収められた本体と、写真からは見切れていますが、簡易的な取説とメーカー案内の紙切れが入っていました。
そして本体ですが
キーボードのケーブルと遜色ないかなりゴツく、3メートルとかなり長いUSBケーブルが付いていました。サターンパッドもかなり太いケーブルでしたが、あちらの方が遥かにしなやかな印象ですね。取り回しはしづらいと感じます。
持ってみた第一印象としては、思ったよりサターンパッドに似ているな、と感じました。
とは言えど、持ち手の部分は横に幾らか長く、そして縦方向の長さが短い為、全く違和感がないと言えば嘘になりますが、ボタンのレイアウトもそっくりで、短時間で違和感は消えました。
サイド面が丸みを帯びているため、手にフィットし、扱いやすさはサターンパッドに分があります。
早速試しに東方をプレイしてみました。
基本はキーボードであるため、そこまで出番はありませんでしたが、以前はLogicoolのF310を使用していました。
あちらは十字キーが小さいためあまり操作感が良いとは感じられず、イマイチな印象がありましたが、こちらはサターンパッドと同じ操作感の十字キーであるが故に、抜群に斜め移動がしやすく感じられました。
こういった弾幕シューティングや、格闘ゲームのような、精度の要求されるゲームにて本領を発揮すると思いますが、個人的には制度の要求されないまったりとプレイできるRPG(ツクールorウディタ系)時に感動しました。
昔ながらのRPGをこの慣れ親しんだデバイスでプレイすると、ゲーム自体の楽しさにメガドラ2パッドを使って操作する楽しさが加わり、キーボードとコントローラでは、こんなにも楽しさが違うんだなと感じました。
購入してから気が付いたのは、本体上部にLRキーが付いていました。
東方をプレイする際には、低速キーをRキーに割り当てるため、本来ついていないと思しきLRキーが追加されていたのは嬉しい誤算でした。
それから、遅延に関してですが、こちらは特に問題ないと思います。
余程高精細に反応速度を感じられるのであればまた変わってくるかも知れませんが、通常の仕様の範囲では全く気にならないレベルだとは思います。
そもそも私は遅延は感じませんでしたが...(ゲーム側の遅延はありましたが...)
とまあ、今回はこんな感じで幾つかの候補の内の、社外製USBメガドラ2パッドを購入した訳ですが、やはり持ち心地や操作感なんかはサターンパッドが勝る訳で、サターンパッドをPCで使用する事を諦めた訳では無いので、後々他の案も試すつもりです。
追々コンバータや中華コンの基盤に換装したりして、記事に出来たらと色々考えております。
案の定長くなってしまったので、今回はこの辺りで。
今後何か進展があった際も執筆しようと思います。ではまた。